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猫ひっかき病

猫ひっかき病は、ノミを介して猫から猫へと感染が広がり、
日本では飼い猫の約7%がこのバルトネラ菌を保有していると
言われています。

猫にひっかかれたり、かまれたりすると、
傷口からバルトネラ菌が入って、抵抗力のある人には
症状が出ない場合もありますが、1~3週間後に
リンパ節が腫れて痛みを伴うということです。

リンパ節は、腕の内側やわきの下、首の回り、足の付け根などにあり、
ひどいとグレープフルーツぐらいの大きさになることもある
そうです。

また、軽い発熱、倦怠(けんたい)感や痛みを伴うこともあり、
まれに重症化して意識障害をおこす脳症、強い頭痛の原因となる髄膜炎、
肝臓にうみがたまる肝膿瘍(かんのうよう)などを引き起こすことも
あるそうです。

他の人に感染することはないとのことです。

猫ひっかき病を持っている猫に引っ掛かれば場合には
応急処置として、すぐに洗って消毒をする必要があります。

私も、ちび子に引っ掛かれた時には、すぐに洗って、消毒し、
抗生物質を飲んでおきました。

結局なにも起こりませんでしたが・・・

ちび子亡くなったその後

ちび子は妹の家に行ってたった2週間で亡くなりました。

妹家族はせっかく用意した3階建てのケージが
無駄にならないように、殺処分を待つ保護猫を
飼うことにしました。

先々週保護猫の里親を探すお見合いのイベントへ
生き、ちび子とそっくりの黒猫ちゃんに出会い、
会った時から妹にだけなついてきたので、
早速引き取ることにしたようです。

先日猫ちゃんが妹の家にやってきて
名前は「チコちゃん」になりました。

顔がちび子にそっくりで、両目の開く
元気なちび子が戻ってきた気がします。
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家の中を駆け回り、犬のリンちゃんとも
お友達になったようです。
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ちび子の分も元気に長生きしようね!

ちび子ファイル(捕獲からサヨナラまで)

ちび子との遭遇!

ある日、縁側にしばらく見なかった野良猫のニャー子さんが子供をつれてすわっていました。

ニャー子さんは3年前ほどからこの辺に居ついた野良猫の「エプロンちゃん」の子供で、昨年の今頃生まれた雌猫です。

身体も小さく、数か月まえから見なくなったので、どこかへ行ったか、捕獲されたか、亡くなってしまったか心配していました。

ニャー子さんの子供は1匹で、片目が潰れていていました。

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毎日餌をもらいに来るので、猫用の餌と、仔猫用の餌も購入して軒下に置いてやっていました。

私たちはこの子猫が、食が細く大きくならないので、「ちび子」とよんでいました。

秋ごろになると子離れをしたのか、ニャー子さんがいなくなりました。

ちび子は寒くなってきたので隣との境にある落ち葉のたまっている所によく居るようになっていました。

餌をやるために近づくと逃げてしまうのですが、病気のようで随分やせていて、他の猫のように機敏ではなく、いつも肩で息をしていました。

私たち姉妹は、このままではちび子は明らかに年を越せないという結論に達し、引き取ることにしました。

妹の家には2匹の犬がいるので、もう一人の妹の家で飼えるようになるまでの1ヵ月ほどは、私の家で面倒をみることにしました。

ゲージやトイレなどを用意して、何とか捕獲して犬猫病院に連れて行きました。

       

片目が潰れていることは知っていましたが、そのほかにも先天性横隔膜ヘルニアといって、腹部の臓器が胸部に配置されてしまう先天性の病気です。

右目が潰れています

右目が潰れています

この部分はペタンコです

そのほかにも猫ひっかき病という、爪で引っかかれると、その部分が化のうする病気ももっているとのことっでした。

このため、素手で触ることが出来ず、軍手をして世話をすることになりました。

固形物がたべられないので、介護用の餌を与えてみましたが、それでもほとんど食べられないので、石臼でドロドロのペースト状にして、スプーンで与えました。

 

ケージに入れておけばほとんどうごかないのですが、いままで暗く狭いところに隠れるようにして生きてきたので、通常はケージにタオルケットをかぶせて、落ち着けるようにしておきました。

餌を食べさせたあとだけはタオルケットを取って、餌をあげた後、なれるように、しばらく扉を開いておくようにしていました。

  

しばらくすると、餌を食べた後開いた扉からノソノソとやってきて、私の近くで寝たり、私の膝のところまで来て、なでてくれるよう最速するようになりました。

     

我が家へ来たちび子ちゃん、何も食べないので
介護用のエサを与えてみました。

私のマンションに隠れて置いていましたが、
妹の家で準備ができたのでに引っ越したちび子
小さなケージから3階建てへ
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久しぶりに大量に食べてくれたちび子ちゃん

うんちもおしっこもちゃんと出たよ!
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ちび子は妹の家が気に入ったみたい!
気持ちよさそうにいねむりしています。
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リンちゃんとも仲良しになりました。
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3階建てのおうちの一番上は気に入ってくれたのかな?

調子が悪いけどやっとご飯をたべてくれた
ちび子さんです。

本日ちび子ちゃんが亡くなりました。
あれだけ荒かった息がだんだん静かになって
少しのけぞって亡くなりました。
あまり苦しまずに逝ってくれたことだけが幸いです。

ちび子きれいにしてもらって
大好きな「チャオチュール」もいれたよ。
隣で無邪気に匂いをくんくん嗅いでいる
リンちゃんが・・・
「ほんとうにバイバイ」

庭にお墓をつくりました。
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猫ちゃんは死んだら家族の不幸なことを持てるだけ
持っていくのだそうです。

ちび子はたった半年ほどしか生きられなかったけど
生まれてからずっと苦しい息をしていたから
天国ではいっぱい息ができるといいね。

ちび子バイバイ

今朝チビ子が、妹の腕の中で亡くなりました。

悲しいのと、幸せなのと感情が交差して
頭の中がぐちゃぐちゃです。

妹の家では立派な3階建てのケージを
用意して、3週間前に私の寒いマンションの
小さいケージからお引越ししたばかりでした。

不思議と怖がらずに、自分からケージの中の
ねぐらに入っていったり、

妹の家のなかをうろうろ歩き回ったり、
妹の家のワンちゃんとも喧嘩もせず、
チビ子は妹の胸のところで、犬のリンちゃんは
妹の足元でよくお昼寝をしたのだそうです。

そのチビ子の様子が豹変したのはおとといの
ことだったようです。

あまり動けなくなって、餌も食べなくなっていた
のだと、今日聞きました。

もう一人の妹は昨日それを知って駆けつけて
「ちょっとあぶないな~」と思っていたようです。

今朝、妹が起きるまで待っているように生きていて
くれたそうです。

毛布にくるんで抱っこした時には、もう息が浅く
なっていたそうです。

それから、のびのようになって、亡くなったそうです。

もう息はしていないのですが、
生まれてからず~っと苦しそうな息をしていたので、
私はあの苦しそうな息をしているのも見るのが
いつも辛かったので、もう苦しまなくて良くなって
良かったね。と言ってあげたいです。

本当なら、2ヶ月前の寒い日に外で凍え死んでいたであろう
チビ子ですが、最後の2ヶ月は暖かいおうちで、
毛布に包まって過ごすことができてよかったね!

天国では思いっきり息を吸って、
走り回ってね。チビ子!
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ちび子の生い立ち

親子四代で隣のおばあちゃんの家の軒下に
住みついていた黒猫ちゃん一家がいました。

おかあちゃんは3匹の子猫を生みましたが、
その中の一匹だけが残って、

ツキノワグマのような白いマークがあったので
いつしか「エプロン」と呼ぶようになりました。

寒い季節だったので、餌とお水だけをお庭に
置いておくようになったら、知らない間に
来なくなったので、

どうしたのかな~と思っていると、

今度は、「エプロン」が3匹の赤ちゃんを
つれてくるようになりました。

去年たくさん買った餌が残っていたので、
ちょうど良かったと思い、またお水と餌を
あげる日が続きました。

しばらくすると、親離れの時期がきたのか
子のうち2匹はこなくなり、一番からだの
小さい「ニャー子」だけが「エプロン」と
一緒に来るようになりました。

「ニャー子」はほかの子猫と違い、私たちが
近づいても逃げずに「餌をちょーだい」と
ニャーニャー鳴いていたので「ニャー子」と
呼んでいました。

そのうちしばらくエプロンが見えなくなり
「ニャー子」一匹が来るようになったのですが、
ある日また「エプロン」が帰ってきました。

どこかで、さくら猫

(避妊手術を受けた猫。そうとわかるように耳を少し
切って桜の花びらのようにする
ことからそう呼ばれるようです。)

になって帰ってきました。

また餌を2匹分あげる日が続きました。

「ニャー子」はとても体が弱いようで、
大きくならないので、オスかメスかもチェックせず
そのままにしていました。

だんだんやせ細って、お腹だけが膨らんできたので
もうだめかな~と思っていたら、

なんと妊娠していたのです。

ある日小さな目のつぶれた子猫を連れてきました。

「ニャー子」は子供を産んでから、餌もたくさん
食べるようになり、体も随分丈夫になったのですが、
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その赤ちゃん猫が「ちび子」というわけで、
餌もほとんど食べず、片目がつぶれていて、
体も小さく・・・
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それでも半年ほどは「ニャー子」が面倒を良く見て
いました。

子離れの時期が来たのか、「エプロン」と「ニャー子」「ちび子」の
餌いれをちゃんと分けていたにも関わらず、

「ちび子」が近づくと「シャーっと」言って近寄らせない
ようになりました。
それまではよく一緒に日向ぼっこをしていましたが、
「ちび子」を近づけなくなったのです。

「ちび子」はしかたなく、反対の家の外階段の下で
うずくまっていることが多くなりました。

ある寒い日、階段の下の「ちび子」はものすごい
荒い息をしながらうつろな目をしてうずくまっていました。

私たちは、「今晩もたんな~。かわいそうに~。」
と言って自然と涙を流していましたが、

なんと、次の日はとても暖かく、妹の家の玄関の外の
ところでうずくまっていました。

妹は尻尾をつかんでワンちゃんの赤ちゃんのときに
使っていたプラスチックのカゴに入れて、
私に連絡をしてきました。

犬猫病院に連れて行ったら、まず奇形だと言われ、
そのために鳴けないし、おなかがペタンコだと
言われたそうです。
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胸骨に内蔵が全部入り込んでいるためお腹がぺったんこ

たまにあることらしいのですが、
内臓がすべて肋骨の中にあるため、体が弱く、排便も
難しく、多分すぐに死んでしまうといわれました。

健康診断には5万円ほどかかるので、そのような
明日死ぬかもしれない猫にお金をかけて診断するか
聞かれたそうです。

お金はもったいないけど、後で「かわいそうなことを
した」と思うより、「できることはすべてしてあげた」と
思いたいので、「払う!」と言って診察を受けることに
しました。

のみも、ウンチに虫もいなかったのですが、
目は角膜が破れていて中から液体が出てきている
とのことでした。

手術もできるが、このままでも毎日拭いてあげて
消毒をすればよいとのことでしたので、そうする
ことにしました。

やはり、内臓は胸骨の中にぐちゃぐちゃに入り
こんでいて、何がどこにあるかもわからないと
いうことでした。

ただ、ひとつ問題は「猫引っかき病」という病気を
持っていて、人間が引っかかれると、熱を出したり
リンパ腺が腫れたりするのだそうです。

私たちは迷いましたが、せっかくの命なので、飼う事に
しました。

ただ問題は、妹たちの家にはワンちゃんがいて、
私のマンションは動物禁止なことです。

でも、背に腹はかえられないので、私のマンションで
ワンちゃんが小さいときに使っていたケージに
おしっこと、おしっこ用の砂、爪とぎ用の最低必要な
モノを買ってひざ掛けを毛布代わりに入れておきました。
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随分弱っているのか水も飲まず、介護用の餌(液体状)の
モノしか口にせず、量もほんの少ししか食べませんでした。

最初はケージのふちで丸まっていて、近づくと怖がって
いましたが、私が仕事で留守をしているときに時々
来ては、体を拭いてやったり、なぜたりしている間に
「人間ってそんなに悪くないんだ~」とおもったのか
どうか、私にもなつくようになりました。
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ケージの中を掃除するために、入り口を開けてやると、
私の固定場所のテレビの前のクッションで待つようにも
なりました。

なぜてもらうのが好きなようで、自分から体を寄せて
来るようにもなりましたが、
一度爪で手を引っかかれて、念のため消毒して抗生物質を
飲んだことがあったので、
犬猫用の爪きりを買って、爪を切ってやりましたが、
栄養が足りないせいか、竹のようにささくれるので、
紙のヤスリで、丸く削るようにしました。

そうすれば、カリカリとしても傷もつかないので、
毎日忙しい朝と夜はもっと忙しくなり、

私もちょっとつらくなっていたところ、

もう一人の妹が、「自分で面倒見れるなら」パパが
飼ってもいいと居と言って、色々用意をはじめて
くれました。

実は、私は犬派で、あまり猫が好きではなく、
その上アレルギーもあるので、本当にたすかりました。

先日連れて行ったところ、とても居心地が良いらしく
家ではしないような(家の中を探索したり、ソファーに
飛び乗っ取り)こともし始めました。
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やはりまだ、体調が良い日と悪い日があるようですが、
ワンちゃんとも仲良くしているようです。
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(犬を怖がらない野良猫は初めて見ました)

これからどのくらい生きられるかわからないけど、
これからは幸せに(他の野良猫や、犬やカラスや人に
ビクビクしなくて良いにゃん生)が送れるといいね。
それにしても、「エプロン」と「ニャー子」は今も
毎日おばあちゃん家の軒下で、ごろごろ過ごしてます。

餌ももらえて、幸せだね!

ニャー子、もう「ちび子」みたいなかわいそうな
子供産まないでね!←あんた面倒見ないんだから!