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アイン 犬の胆泥症とイボ切除の手術決定

アインの胆泥症は毎日の薬のお陰でおさまっていますが、イボが大きくなってきているので一緒に手術をすることになりました。

/犬の胆泥症は、胆汁中の成分が固まって胆石ができる病気です。

この病気は犬種によっては発症しやすい傾向があります。

例えば、シーズー、トイプードル、ヨークシャーテリア、ダックスフンドなどの小型犬種が、発症しやすいとされています。

胆泥症の原因は、食事や遺伝などが関係しています。

高脂肪の食事や肥満、運動不足、ストレスなどもリスク因子とされています。

胆泥症の症状は、下痢や嘔吐、食欲不振、腹痛、黄色い目や口の周りなどがあります。

重症の場合は、黄疸や出血、衰弱などが現れることもあります。

獣医師による診断が必要で、薬物療法や手術による治療が行われます。

予防には適切な食事や運動、ストレス管理などが必要で、犬の健康管理には、定期的な獣医の健康診断や予防接種が大切です。/

下は、獣医を訪ねた時に説明を受けたときの絵です。

アインの場合はこれまで何ともなかったのに、急にぐったりして吐いたりして、目も赤かったので、最初は胃炎と言われて薬をもらいました。

数日たっても治らないのでエコーで見てもらって分かったのですが、胆嚢から胆管にかけて胆汁がゼリー状になってしまっているので毎日抗生剤とクマの胆汁を飲ませるように言われました。

薬はシロップで、1週間分の薬が5,000円ほどで、負担は大きかったのですが、保険に入っていたおかげで通院の場合は70%又は12,000円のどちらか低い方をカバーしてもらえたので、月6,000円ぐらい払っていました。1ヶ月頃から数値もほぼ通常に近づきました。

ですが、これをずっと続けるのは負担が大きすぎるので、名古屋で有名な先生のところへ連れて行き、セカンドオピニオンをもらいました。

その先生にもエコーを見ていただいたところ、この薬を続けても急に胆泥が剥がれて胆管に詰まった場合、命に関わる可能性もあるとのことで、堪能を摘出することにしました。

胆嚢は肝臓の中にあり、肝臓で作られた胆汁を一時的に蓄積しておき、食物が胃から十二指腸に渡るときに分解するために胆管から十二指腸に必要量を流す役割をしていますが、胆嚢が無くなっても直接肝臓から十二指腸に流れるだけなので、下痢や嘔吐が出る場合がありますが、生きていくには問題ないとのことで、摘出手術を受けることにしました。

©江古田の森ペットクリニック

手術して二泊三日の入院の後、家に連れて帰りましたが、ぐったりしてご飯も食べませんでした。

傷口は縫って、テープを貼ってあったので見ることが出来ませんでしたが、2日ほどで元気になり、1ヵ月程度で抜糸をし、後はきれいになっていました。

時々吐いたり、下痢をしたりは以前からありましたが、悪化はしておらず、すっかり元気になりました。

また、費用もペット保険に入っていたおかげで、本来40万円ほどなのですが、13万円で済みました。

ペットも年を取ると段々色々なところが悪くなり、子犬の時からペット保険に入っていましたが、年間3、4万円かかるのでもったいないと思っていました。

8歳ぐらいまではほとんど使いませんでしたが、老犬の域に入ってくると色々と問題が出てきて、アインのように手術が必要な場合に、特に入っておいてよかったと思いました。

アインには以前から右の後ろ脚に2つのできものが出来ていました。

他の獣医さんは心配ないと言われたのですが、大きさもなかなかで、心配だったのでこれもセカンドオピニオンをいただきました。

細胞を取ってチェックしていただきましたが、癌ではないものの、将来癌になる可能性が高いということで、こちらも胆のう摘出手術で全身麻酔をするときに一緒に取っていただくことにしました。

こちらも縫っていただきましたが、きれいにとれました。

デキモノの跡形もなくなりました。

この出来物を取っていただいた後も、2、3度小さな白ニキビに様なものが顔を出したりしていましたが、血が他のところに付かないようにピンセットで取って、舐めないようにテープを巻いて置いたら、もうでなくなりました。今はとても元気です。

6月に狂犬病と6種混合の予防接種をしていただく時に、健康診断も一緒にやっていただく予定にしているので、またその時経過を書きたいとおもいます。