子犬がかかりやすい病気や症状

≪笑うワンちゃんたち≫
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我が家の2歳のプードルは、よく血ゲロを吐きます。
決まって朝食欲がないときで、胃液と一緒に
鮮血が出てきます。

5ヶ月ごろから血ゲロを吐くようになりました。

最初に見たときはそれは驚きました。

獣医さんのところに連れて行って、触診だけでなく、
レントゲンを撮ったあと、点滴をしてもらいました。
(全部で2万8千円なり)

結局のところ本当の理由は分からずじまいでしたが、
胃液が他の犬より強いので、胃の粘膜を傷つけやすく
食欲もなくなって、血の混じったゲロをはいてしまうのでは?
ということでした。

それからもそのプードルは血便も出しました。
相当の血が混じっていたので、びっくりして獣医さんの
ところに飛んで行ったのですが、

便を顕微鏡でチェックした獣医さんは、
「悪玉菌が多いね~。点滴に抗生物質を入れておくね。」
と言って、点滴を打って終わりでした。
(1万2千円なり)

ワンちゃんは元気だし、なぜこういうことがよく
起こるのかわかりません。

そこで、先生にどんなときに心配なのかを
教えてもらいました。

食欲がない

我が家ではドッグフードに飽きた場合、まったく
食べなくなります。
最初はミルクの粉や犬のふりかけ、缶詰の肉を混ぜて
食べさせますが、すぐに飽きてしまいます。

本当に食欲がないのか、このようにただ飽きてしまったのかを
調べるには、好きなおやつを近づけるとわかります。

好きなおやつでさえ食べたがらない場合は、調子が悪い
場合が多いので獣医さんにつれていきましょう。

まず、考えられるのは、

-口の中にできものや傷ができた。
-おやつを食べ過ぎた。
-まだ胃の中に未消化物が残っていて胃腸が
  ちゃんと動いていない。
-同じ食べ物に飽きた。

食欲については他のページでも説明した、
生後4、5ヶ月頃から味覚が発達して、
これまでは何でも食べてくれたのに
好き嫌いが出たり、同じものに飽きたりする
ようにもなります。

気をつけるべきなのは、ぐったりして
息が荒かったり、遊ばなくなったときです。

お腹の弱い(悪玉菌の多い)ワンちゃんも
多いので、よく食欲がなくなるワンちゃんは
定期的にヨーグルトを食べさせたり、
ビオフェルミンを飲ませたりして、腸内
環境を改善してあげるとよいでしょう。

ビオフェルミンは犬用でも人用でもOKですが、
人用の場合は、体重1kgあたり0.05粒を与えましょう。
(例、5kgのワンちゃんなら1/4錠となります)

苦くないので(少し甘く匂いもほとんどない)、
そのまま飲めば飲ませて、飲まない子には
砕いて食事にふりかけてもOKです。

2番目や3番目の場合は、お散歩などをさせて
胃の中の未消化のものを消化させてあげましょう。

嘔吐

嘔吐にもいろいろな種類があります。
食べ過ぎで、食べたものをもどした場合、
また食べてしまいます。

これは、犬の習性ですから決してきたない
ことではありません。健康な証拠なので
放置してください。

次に、お腹がすいている場合等には、
胃液を吐く場合があります。
この場合には、少しずつ軽いものを与えて
ください。

犬は気管が敏感なので血が混じることが
ありますが、お腹を押さえて痛がるようなら
動物病院に連れて行くほうが良いでしょう。

また、何度も吐いたり、
ぐったりしている場合も心配です。
首の後ろの皮を引っ張って戻りが遅い
ようなら脱水症状を起こしている可能性も
ありますので、動物病院で点滴や抗生物質を
打ってもらうとよいでしょう。

下痢・血便

ワンちゃんは、食べ過ぎや、食べなれないものを
食べた時にも下痢をします。

1・2度で収まり、元気ならあまり気にしなくても
良いですが、

長く続くようなら、整腸剤(ヨーグルトやビオフェルミンなど)を
あげるとよいでしょう。

また、ぐったりしていたり、お腹を押すと痛がる
ようなら病気の可能性もあるので、動物病院に
連れていきましょう。

血便も、1・2度で収まり元気ならあまり心配は
ないとのことです。

お腹を押しても痛がらないようなら、
やわらかい食事をあげてみましょう。

長く続いたり、気分が悪そうなら動物病院へ
連れて行きましょう。

動物は人間よりも自己治癒力が強いと
言われています。

難しいかもしれませんが、それほど神経質に
ならず、よく観察してから対処法を
考えるとよいでしょう。

ちなみに我が家では、食欲・嘔吐・下痢・血便等
すべて、元気度とお腹を押して痛がらないかに
よって獣医さんに診てもらうかどうかを
決めています。