子犬のレッグペルテス

プードルのような小型犬は成長期の6~10か月ごろに
大腿骨の先端に血液が届けられなくなることによって
壊死を起こすことがあります。

※ヨークシャーテリア、トイプードル、ミニチュアピンシャー、ウェストハイランドホワイトテリア、
ミニチュアシュナウザーがかかりやすいそうです。

普通は足を引きずったり3本足で歩いたしして気が付くのですが、
私の妹は犬が走っているときに時々「キャン」と
泣くのでおかしいと思い、獣医さんに診てもらったところ
レッグペルテスと言われました。

大腿骨壊死?手術?・・・・
もう頭の中が真っ白になったと言っていました。

なるべく初期に手術をしたほうが良いというのでそれから1週間後に
手術をしました。

これが手術をしたばかりのワンちゃんです。
ちなみにマルチーズとプードルの合いの子リンちゃんです。
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さすがに子犬の回復力の速さには驚かされました。
現在20目ですが、傷跡もほとんどなく4本足で走っています。

《傷口の状況変化2、3日おきの写真》
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ちなみに縫ったところがチクチクするのかなめてこまるので
自分のレッグウォーマーで手術後が隠れるカバーを
作りました。
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上のところのゴムはお腹をしめつけるのでカット

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後は下半分のまた半分をカットして足が出ないように縫うだけ。

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これでなめてばい菌が入ったりしなくなりましたよ!

この病気に関してはいかに早く見つけてあげるかが
キーになります。

少しでも疑ったら、早く獣医さんに連れていくのがベストだと思います。

また、このレッグペルテスは現在のところ先天性と後天性が
あるようで、保険も支払われる場合とそうでない場合が
あります。

知り合いの場合は幸い支払われたので約10万円のところが2万円
ほどになりました。(ちなみに保険はIPET)です

もし保険に入っていれば手術前に電話で聞いてみたほうが良いでしょう。

悪くなってからだと30万ほどかかる場合もあると聞きました。
とにかく、レッグペルテスを疑ったら、獣医さんに診せるのが
一番です。